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欠陥住宅を考える

秋住被害者を支援する会のホームページを見て

http://www.d7.dion.ne.jp/~akihigai/index.htm


「欠陥住宅」の代表例としてニュースなどで,取り上げられた,秋田県の第3セクター「秋田県木造住宅株式会社」が,千葉県山武町に建てた256戸の住宅のほとんどが欠陥住宅で,しかもほとんどが素人同然の工事をしていた.地盤沈下がひどくて,中には床下に小川ができていたなんていうお粗末だらけの事件.「秋田県から秋田杉と名工の匠の技を産直」という売り文句で多くの人が被害に遭っている.

「秋田県木造住宅株式会社」は平成10年2月に約180億円の負債を抱えて、破産宣告を受けたことなどが追い打ちをかけ,補償問題など今なお解決していない.阪神大震災と共に,欠陥住宅について社会に大きな問題定義をなげかけた.そして,住宅品質確保促進法(通称住宅版PL法)ができるきっかけにもなった.

この問題は,公共機関が詐欺同然の商売をしてしまったこと.だれも問題点をチェックできずに銀行も融資し続け,議会も指摘できなかった.購入者も知識があれば,購入しなくてすんだのに,無警戒だったこと.「秋田県」という名前を信用しすぎてしっまったことがあげられる.今後の私たちの家づくりが「知らなかったではすまされない」大きな問題定義を与えてくれたことになる.

なぜ,「秋田県木造住宅株式会社」は破産したか

バブル末期に土地投機に手を広げて失敗したのが破綻した原因.再建の見込みのほとんどないのに秋田県に要請されるままに融資を続けた秋田,北都両銀行の責任も見逃せない.県も税金をつぎ込みこの第三セクターを延命した.副知事が取締役会長,出納長が監査役.両銀行も監査役をだしている.

また,首都圏に約1700棟の住宅を販売していることも今後問題になりそうだ.

欠陥その1・・・地盤は基本中の基本

秋田の家は床下に小川が流れていたり,少し掘ると水がわき上がってきたりする.埋め立て地の典型的な例である.埋め立てた土は基本的に耐力がないに等しいので家を建てれば地盤は沈下していくか家が沈下していってしまう.可能であれば,地元の人に前はどうなっていたかを聞くことが大切.役所などでも近くのボーリングデータを閲覧させてもらいことはして欲しい.「木造2階建てだと構造計算が必要ない」ので,地盤沈下などの落とし穴が待っていることがある.地質は土地を購入するときに必ず得なければならない情報のひとつ.杭を施工する.または地盤改良といい,地盤を安定させるような工事を初めにしておいたほうがよいことも多々ある.安く土地が買えても結局高くついてしまうなんていうことは良くある話し.

欠陥その2・・・施工不良

通常4本以上必要な通し柱の数が1本しかない家もあるし,コンクリートの基礎も規格外のコンクリートによる「垂れ流し基礎」もある.「筋交い」がほとんどない住宅もある.これらの住宅では、地盤沈下と構造欠陥のダブルパンチとなるばかりか,大きな地震や台風が来たときは生命の危険すら感じる.「秋住被害者を支援する会のホームページ」でも「施工不良博物館」を見ることができる.常識を逸脱する暴挙の数々である.このような業者が今なお,どこかで工事を請け負っていると思うと世も末である.

秋住被害者を支援する会のホームページ

施工不良博物館は是非!

http://www.d7.dion.ne.jp/~akihigai/



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